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定量的なデータを基にしたプロジェクトの可視化

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STEP3:ニーズ調査

 ◆目的
  • 管理者や役職者が意思決定時に必用となる情報を調査する
  • 管理者や役職者がマネジメント上重要と考えている事柄を調査する
  • ニーズの調査を通じて測定対象とメトリクスの糸口を調査する
 ◆留意ポイント
  • 対応すべきリスク、解決すべき問題課題、不足している情報等を効率的に収集する為の情報ニーズ調査シートを作成する  
  • 調査対象を役割や立場によって分類する
  • 測定対象候補を選定する

<図11>プロジェクトの各階層における視点=ニーズ


<図12>ニーズ調査のサブタスク




STEP4:標準メトリクス作成

 ◆目的
  • 必要なメトリクスを全て洗い出し測定可否を検討する
  • メタデータとして蓄積する為のメトリクスを決定する
 ◆留意ポイント
  • メトリクスは分析を意識した要素別に分類する
  • メトリクスは測定対象→測定項目(メトリクス)→指標(詳細)の順に洗い出す(用語の定義は別途必要)
  • メトリクスの測定負荷を分析する
  • 最終的なメトリクスの選定は、測定負荷を考慮して決定する

<図13>メトリクス洗い出し表のイメージ

<図14>標準メトリクス作成のサブタスク




STEP5:ガイドラインの作成(仕組みのドキュメント化)

 ◆目的
  • データの収集、分析、フィードバック等の基本ルールを取り決める
  • メトリクスの保守方法や蓄積データ等の管理ルールを取り決める
 ◆留意ポイント
  • ガイドラインの目的が記述されている
  • 体制面の記述がなされている
  • 蓄積データへのアクセス権限が定義されている
  • 分析の具体例が盛り込まれている
  • 改善活動に関する指針が盛り込まれている
  • 活動の指針はPDCAが考慮されている
  • 収集から蓄積までのフローが記述されている
  • 収集するメトリクスの詳細が記述されている
  • 測定結果の入力方法が記述されている
  • 測定結果に対する定期的なフィードバックが定義されている
  • 他のガイドライン、規約等のルールとの関連が定義されている
  • 測定対象プロジェクトの条件が示されている



STEP6:全社展開

 ◆目的
  • 仕組み(ガイドライン)を公開し測定を開始する
 ◆留意ポイント
  • パイロットプロジェクトを実行し検証後に全社展開する・定期的に蓄積データの分析を行いフィードバックする
  • 測定結果の入力をツール等を用いて補助する


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