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Webの有効活用方法をどう構築するか

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  結果を評価し次の行動へ

「カイゼン」 を取り入れる

 実行した後は,初めに決めた目的と照らし合わせて,必ず結果を評価しなければなりません。これは,失敗してしまった場合でも,成功した場合でも同じです。その原因を追究して,もう一度挑戦することや,別の新たな挑戦へと,その経験を活かさなければなりません。

 企業の能力構築プロセス,そしてトヨタ自動車の強さについて,『能力構築競争』(中公新書)の中で,著者の藤本隆宏氏はこう述べています。

 『 いわゆるトヨタ的なもの造りシステムの形成過程において,この企業が常に「先見の明」をもって,つまり事前合理的に組織ルーチンを選択してきたとはいいにくい。にもかかわらず,結果においてトヨタは長期安定的な競争優位を実現してきた。(中略)

 その背後には,意図せざる経緯でいったん試行された活動のなかに潜在する競争機能を事後的にみつけ出し,これを再解釈し,精製し,組織ルーチンとしていち早く制度化する,という点における,この企業独特の組織能力があったと推定される。』
 「カイゼン」はトヨタ自動車の強さを示すキーワードとして有名です。多くの企業でこれを取り入れる活動が行われています。

 「何を行い」,「結果はどうなったか」,「そこから何が導き出せるか」が必要になります。そして,「どう活かせるのか」を考えて次の行動につなげるというサイクルを,プロセスとして組み込むことが重要です。これができれば,改善,進化を自発的に行えるようになり,十分機能するWebサイトを構築し,有効活用することが可能となるでしょう。


 (おわり)


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