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Webの有効活用方法をどう構築するか

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  何を目指すかを決める

問題・課題の分析と目的の明確化

 何を目指すかが決まっていないと,次のようなことが起こります。
  • 「何のためにやっているのか」が分からなくなってしまい,対策を実施する際に混乱してしまう。(時には対策を実施すること自体が目的のように勘違いしてしまう。)
  • 実施した対策が,成功だったか,失敗だったかを判断する基準が不明確になってしまい,次の行動につながらない。(経験を活かすことができない。)
 また,目的を決める重要性は理解できていても,以下のような疑問を解決しなければなりません。
  • この先の見えない時代,何を目指すべきなのか。
  • 目指す方向のイメージはあっても,どうしたら実現できるのか。
 ビジネスにおいても,Webサイトを活用することにおいても,何を目指すかという「目的」を明確化することが大切になります。

 目的を明確にする上では,問題を発見し課題を整理するノウハウが役に立ちます。この問題・課題分析を行うことにより,解決しなければならない課題が整理され,目的が明確となります。

ボトムアップとトップダウンのアプローチ

 問題・課題を分析するアプローチには,大きく2つあります。

  • ボトムアップアプローチ 【何を目指したら良いのか分からない場合】
 まず問題と考えることを列挙し,それらがなぜ問題と考えられるのかを分析・整理すると目指すものが見えてきます。これが問題・課題分析のボトムアップによるアプローチです。

 問題とは,理想(目指すもの)と現実とのギャップと言われます。つまり,今は明確になっていないかもしれませんが,問題意識の裏には,理想(目指すもの)が隠されているのです。

  • トップダウンアプローチ 【どうしたら実現できるのか分からない場合】
 目指す方向がイメージできている場合は,「それを達成するために,必要で不可欠なことは何か?」ということについて,業務や組織などの切り口から分析を進めます。これが問題・課題分析のトップダウンによるアプローチです。

 目的を達成する必要不可欠な要素として挙げられたものは,さらにそれを目的として,上位から下位へ分析を進めます。



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03 トップページの重要性02 大規模システムとプロマネ
01 マーケティングとは


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