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Webの有効活用方法をどう構築するか

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  情報を正しく伝える

情報を正しく伝えるテクニック
<情報デザイン/ユーザビリティ向上のノウハウ>


 目的が決定し,目的を達成する上での問題・課題の解決策(この時点では仮説ですが)が見えてきたら,次は実行です。このとき必要になるのが,ターゲットとなるユーザに対して,こちらの発信する情報を正しく伝えるテクニックです。情報デザインのノウハウ,ユーザビリティ向上のノウハウなどが役に立ちます。

 情報のデザインは,雑多な情報を構造化したり,組織化したりして,ユーザに情報のありかを理解しやすくさせる効果があります。(図書館で本を整理することになぞらえたりします。)
 また,ホームページのユーザビリティ(便利で使いやすいこと)の向上は,欲しい情報を見つけやすくすることで,顧客満足度を向上させ,ブランドイメージを良くする効果があります。

モノが良ければ売れるのか?

 例として,商品差別化のため,店長こだわりのビンテージジーンズを,Webサイトで販売することにした古着屋さんを考えてみます。

 店長のセンスはすばらしく,このジーンズは,ターゲットユーザの心をガッチリつかむことができる商品です。しかし,これだけでは十分ではありません。なぜなら,次の課題も解決しなければならないからです。

  • そのWebサイトに,こだわりビンテージジーンズがあるということを,ターゲットユーザに伝えなければならない。
  • Webサイトでは,こだわりビンテージジーンズがすぐに見つけられなければならない。(ナビゲーションなどが使いやすく,目当ての商品を簡単に見つけられなければならない。)
 Webサイトを利用するだけで収益が上がるという時代でないことはご存知の通りです。重要なのは,取り扱われる商品やサービスそのものであり,その重要性に比べたら,情報のデザインやユーザビリティの向上は些細なことに思えるかもしれません。

 しかし,情報のデザインやユーザビリティの向上は欠くことができません。なぜなら,どんなに素敵な商品やサービスでも,そのWebサイトに「ある」ということが伝わっていない場合,あるいは,Webサイトに訪れても「見つけられない」場合,それは「ない」ことと同じになってしまうからです。


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No.07 定量的なデータを基にしたプロジェクトの可視化06 SLAとは何か
|05 Webの有効活用方法をどう構築するか|04 SEOは必要なのか
03 トップページの重要性02 大規模システムとプロマネ
01 マーケティングとは


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