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トップページの重要性 |
前ページへ (4/4) デザイン論争とトップページ・デザインのポイント4.トップページ・デザイン論争 (1) 関係者の思い込み(刷り込み)詰め込み現象 関係者はサイト構築時のミーティングやレビューを通じて,トップページに関する様々な議論や意見交換を繰り返して来ている。こうした状況下では,一般的にはあまり知られていないような事柄が,あたかも一般的であるような錯覚に陥る。
(2) リピータへの配慮サイトに関する議論や論争を繰り返して行っていく内に何が一般的で何がそうでないかといった基本的な事が判別つかなくなってしまう傾向にある。普段何気なく使っている用語が実はローカルルールでしか通用しない言葉であったりすることに似ている。 リピータへの配慮は必ず必要であるが,正確にはリピータへも配慮が必要ということだ。新規顧客とリピータ,どちらも同じように取りこぼさない配慮が必要で,ことさら,リピータのみに配慮したトップページは意味がない。
(3) 重点顧客リピータは初めての顧客があって初めてリピートするのであり,初めからリピータであった訳ではない。本末転倒しないような配慮が必要だ。 必要とする人にだけ見てもらえればよい。いわゆる「頑固オヤジのラーメン屋」的な発想から,そのサイトに理解を示す人達だけを対象としたデザインとなってしまう場合がある。
(4) どこかに書いてあるしかし,重点顧客はサイトの隅々までよく知っていて殆ど説明がなくても必要なページを捜したり,そうでないページも有効に利用してもらえると考えるのは正しくない。重点顧客がサイトに対して一般ユーザより理解があったとしても,そのことがそのままサイトを理解していると言うことではない。 トップページにデカデカと表示する必要がない物でも,どこに記述しているかは解かるような設計が必要だ。捜して捜して初めて情報にぶつかるようでは意味がない。極力ユーザのトライ&エラーの回数を少なくするような配慮が必要だ。特に,約定やポリシー等はどうやればそれにたどり着くことが可能か,解かりやすくデザインすることが重要だ。
5.トップページ・デザインのポイント (1) サイト説明 まずは,サイトの属性や意義・目的等のサイト説明を解かりやすく行う。「何が出来るのか?有料か無料か?娯楽?教育?...」といった疑問をユーザに抱かせないように配慮する。
(2) スタートポイントの明確な表示 トップページにサイト内を巡回する起点となる,リンク.検索窓,おすすめ(新着)情報などのスタートポイントを判りやすく配置する。
(3) キャッチコピー・ロゴ・商標などの活用 トップページには,商品やサービスを効果的に印象付けるキャッチコピーを配置しロゴマークや商標なども活用してアピール度を高める。
(おわり) 前ページへ (4/4) |
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