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トップページの重要性 |
トップページのデザインは混沌とする 3.トップページのデザインは混沌とする (1) 詰め込み現象 トップページはサイトの顔である。だれもが,トップページを起点に自分たちのサイトを考え,このため一番上の(概念的な)トップページに必要以上の情報を詰め込むことになる。
また,反対にサイトの構造化に執着するあまり,トップページがスプラッシュページとなることも多々有る。 (2) ステークス・ホルダー トップページのデザインには色々な方面から横槍が入る。それは,設計開発以外の他部門の可能性もあるし,あるいはオーナが口出しするケースもある。
サイトの全体的な構成はともかくとして,少なくともトップページには一言いたい人達が多い。これらのステークス・ホルダーに対してどのような対応をしていくか留意しなければ,デザインの決定が遅れてしまう一因となす。 (3) 土地が狭い トップページは一番参照頻度が高い?との認識から,場所の奪い合いが頻発する傾向にある。特にある程度の組織規模をもった企業に多くこの傾向が見られる。
ニーズの多さは地価の高騰を招き,しばしば争いを巻き起こす結果となる。この争いにより,デザインの決定が遅れることとなる。 (4) みんなの意見を取り入れて さまざまな問題点を円満に解決するための手法として,デザインの妥協点を探ることとなり,声の大きい人が主導権を握り,デザインを決定していくこととなるが,大方はそれぞれ個々に妥協・主張を繰り広げながら,訳のわからない混沌としたサイトが誕生する。
これを防ぐためには,トップページのサイトにおける意義や収容すべき最低限の必要事項を開発の速い段階から合意しておき,ユーザビリティとデザインを天秤にかけながら最適解をさぐっていくことである。最後には独断と偏見でデザインを決定するのも一つの手であろう。 |
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